Column

過去のコラム/2004/2003/2002/

'09/12/15 The

ジョンカラザース、キディランドへ現れる!!
 

'08/4/15 Thu

 暫くぶりのコラムです。
実は、只今、ひそかにホームページのリニューアルを進めています。
装いも新たになるページをお楽しみに!!

'05/9/15 Thu

 9/13発売のギターマガジンにFULLMOON GUITARSの広告が掲載されていますので、そちらの方も是非ご覧ください。

'05/3/1 Tue

 NAMM SHOW 日記 2005をアップしました。

'05/2/18 Fri

 NAMM SHOWから戻るとすぐ、シンガーソングライターの片岡大志さんから連絡がありました。いつものスタジオでは、彼がプロデューサーを務めているバンド、OUTLOW(アウトロー)の面々。今日はベースのレコーディング。
入口を入ればドラムテクニシャンの小関さん。「ぎんさん、2日目探したんやけどおれへんかったなあ。どのフロアにおったん?」
小関さんとはアメリカへ行く前にもスタジオで会ったばかりだったのに、あんな広大なNAMM SHOWの会場でなんとバッタリ、そして今日は池尻のスタジオで。何でも出発前日に、ピアニストの浦さんとベーシストのファイヤーとのライブを行なった後、レコーディングスケジュールの合間をぬって2泊4日の強行NAMMスケジュールだったんだって!ほんと凄い人だ。
「まだ10時ですよ」って、皆に笑われてしまった自分なんかは、時差ボケで昼夜逆さま。ベース録りの間も“船漕ぎ”状態。
OUTLOWのベーシストの山口君はピック弾きでドライブ感溢れるプレイを。『PBにフラット弦って良いですね』と、丸まる一曲“MIKE LULL P4”でレコーディング。

 2日後、閉店後に湾岸道路近くの東芝スタジオに場所を移した彼等を見学に行く。到着した時にはすでに“FUCHS ODS-50”のサウンドがスタジオ中に響いていた。物凄く立ち上がりが良い理想的なギターアンプだと、満場一致の評価。3本重ね録りしたギタープレイは総てFUCHSサウンド。
 一旦スタジオを出て、いつもレコーディングに呼んでくれる仲良しのバンド、JET KERRY(ジェットケリー)のライブ観戦に吉祥寺へ。
あちらこちらで曲がかかっている彼等ですが、最近リリースしたCDでもMIKE LULLのベースとFUCHSのギターアンプがほぼ全曲に渡って使用されています。
近年、日本のレコーディングにおいても女性ポップスシンガーやロックバンドで頻繁にそのサウンドが聞けるFUCHSですが、去年購入して頂いたギタリストの安藤さん達しかりで、ジャズ/フュージョンギタリストにも非常に評価が高いのです。
ライブ終演後、夜中にまたスタジオへ戻り、そこからいつもの朝方まで。マジックが幾度となく起きるレコーディングという素晴らしい時間を共有させてもらう事が出来て、本当に幸せです。

 土日の定休日は先日の場所から程近い、天王洲アイル駅にある劇場にて、ギタリスト田中義人氏がバンマスを務める森山直太郎氏の歌/お芝居を見学。
「義人くんのアコギのサウンドが良くてねー。」と、紹介して頂いた相方のギタリスト、IWAO(いわお)さんは、笑顔が素敵なウクレレの名手でもあります。そして今日の義人氏のアコギのサウンドがこれまたエクセレント!
森山直太郎氏の歌声は歌唱力を超越した説得力というか、天使の歌声というか、心まで揺り動かされるゴールデンヴォイスに何度も鳥肌が立ってしまいました。もしチャンスがあれば是非生で聴いてみてください。
彼の表現力はおよそ録音物には収まりきれないであろう事を認識。義人氏達も「そうなんですよ、凄い才能の持ち主だと思いませんか?」と。名手揃いのサポートミュージシャン達も演奏を心から楽しんでいる様子だ。皆とギタ−話で盛り上がった後、帰り際に丁寧に挨拶してくれる直太郎氏。感動を与えてくれた真のアーティストと、今日また1人出会えた事に感謝!もう一度観たーい。

 月曜の閉店後、いつも良く遊びに来てくれる石岡さんとタワー・オブ・パワーを観にブルーノート東京へ。事前情報の通り、会場は超満員プラスα。少し痩せて小さくなったかな?ロッコも周囲の心配をよそにガリバルディーとのコンビで終止オークランドストローク。いつものヒップなミュージックにノックアウト!
終演後、片岡大志さんが10人程の仲間内を相手に弾き語りツアーのリハをやるよ!との事で、渋谷駅近くのバーへ。JAZZYなコードワークを巧みに操る彼の優しい歌声はとても心地よく、その戦前に建てられたというビルの地下に響き渡った。シンガーとしても超一流の人。

 その場所で週末、200人は超したであろう観客の熱気に圧倒されながら TOKIEちゃんの演奏を、厨房を手伝い(邪魔?)しながら。
彼女のプレイを一度目の当たりにすれば、その圧倒的な存在感にまず驚かされるだろう。歌伴では的確なサウンドでグルーヴに徹する彼女は、ひとたびセッションとなると瞬発力がすごい。去年暮れにお誘い頂いた、新宿PIT INNでのJAZZプレイヤー達とのセッションでは、その男前な図太いベースサウンドと、彼等に全くひけを取らない桁外れなスタミナで、丸まる1時間弾きっぱなし。観ているこちらがバテてしまう程の集中力は、以前幾度かお邪魔している彼女のセッションで、ギタリストがとうとうネタ切れになってしまうのを何度か目撃したことがある程だ。今晩も、SAXの武田真治さんと共に素晴らしい演奏で観客を魅了していた。
 終演後、カラザース工房から貰って来た土産や今オーダー中の写真などを手渡す。ジョンが、ベースマガジンに写っているTOKIEちゃんの写真を持ってニッコリしている写真などを見ながら、終止穏やかに話す彼女もまた、日本を代表するベースプレイヤーです。

 NAMMから帰ってきてからも毎日のように直接話しを聞きたいのでと、事務仕事も溜っているのですが、連日たくさんのお客様に御来店頂いているのは、うれしい悲鳴です。近日中に“2005 NAMM SHOW レポート”はUPするので、もうチョット待っていてくださいね。


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